病院で治せる病気、うつ病を正しく知ること

お医者さんと看護師さん達

最新の診断方法

訴えたい女性

「病気かな?」と思ったら、私たちは病院へ行きます。病院の診察室に招じ入れられ、椅子に座ってドクターと向き合います。
問診が行われ、あるいは触診が行われるでしょう。風邪を引くと頭が痛くなったり、喉が腫れたりします。「頭痛はありませんか?」と聞かれたり、喉のあたりを触られて確認されたりするわけです。
「うつ病かな?」と思ったときに行く病院でも、同じように診察が行われます。最終的に「うつ病です。これから治療していきましょう」となるか、「うつ病ではありません。大丈夫ですよ」となるか、その結果に至るための診察が行われるのです。

うつ病の場合には、主に問診から診断が導き出されます。風邪を引いたときと同じように、頭痛という症状が現れることがありますし、食欲不振、睡眠障害が現れるのがうつ病という病気です。
身体的には、切り傷も腫れも現れることはありません。ドクターに、「どんな症状がありますか?」と聞かれて、「頭が痛いです」とか、「気分がすぐれません」といった答えを返すわけです。
それが、診察室の風景なのです。

ところで、最近ではドクターとの1対1の対話に加えて、検査機器が登場することがあります。機器を使った検査を行い、そこで得られたデータと、問診の結果とをつき合わせて、最終的な結果を導き出すのです。
検査機器は小さめの冷蔵庫くらいのサイズ。上部にはモニターが付いています。また、頭にかぶせる器具があり、コードで本体とつながっています。頭にかぶせた器具がデータを採取し、コードを伝って情報が本体に伝えられ、モニターに映し出されるという仕組みになっているのです。
この検査機器は、「光トポグラフィー検査機器」という名前で呼ばれています。行われる検査は、「光トポグラフィー検査」です。
機器が明らかにするのは、脳の前頭葉と呼ばれる部分に見られる血流についてのデータです。うつ病になった人の血流の状態は、通常の場合と比べて歴然とした違いが出るということがわかっています。
その特殊な血流の状態が見られるかどうか、検査するというものなのです。

心の病気であり、脳の病気であるうつ病を正しく見出すための、新しい診察方法です。